004

父親である公文 公は、わが子のための学習教材をつくることにしました。その際に公文 公が留意したのは、「子どもが自主的に学習していく姿勢を育てることこそが教育者の務めである」と自らの考えを反映させることでした。自主性を育むために、本人が自習で毎日無理なく続けることができ、かつ着実に学習効果を上げていけるように工夫を重ねました。ルーズリーフに書かれた、手づくりの計算問題。それが今日の公文式教材の原型です。